腰痛との付き合い。腰全体から鈍い痛みがして、足の付け根まで響いてくる

久しぶりに部屋の整理で重いものを運んだところ、持病である腰痛を再発させてしまった。腰全体から鈍い痛みがして、足の付け根まで響いてくる。何とか整理をキリのいい所まで終わらせて、すぐに湿布を貼った。ふと思うのが、腰痛を患ってからもう20年以上も経っている、という事だ。
 最初に腰痛を覚えたのは、大学生の時だった。当時私は学業の傍ら、アパート近くの運送会社で荷物仕分けのアルバイトをしていた。早朝の仕事ではあったが、早起きは苦でもないし力仕事は得意だったから、求人広告を見てすぐに応募した。
 その頃は若さに任せた、先を全く考える事のない仕事のやり方をしていた。それが後に、今でも抱えている“腰痛”という爆弾を生む事になってしまったのだ。
 荷物を持つ時には腰を痛めないために、膝を曲げて全身で持つ事が必要だ。現に当時私よりも先輩だった人達は、このやり方で多くの荷物を仕分けていた。私はと言えば、膝を曲げることなく腰を曲げて勢いで荷物を持ち上げて仕分けていた。そんな間違った持ち方でやり続けた報いは、徐々に現れてきた。
 いつものように仕事に行くために早起きして布団から出ると、腰に違和感があった。ズキズキと鈍い痛みがして、曲げるのが苦痛に感じる。幸いな事にその日は日曜日で、仕分ける荷物が少なかったので、何とか仕事はやりきった。しかし、あまりにも続く痛みに耐えかね、生まれて初めて腰痛のための塗り薬を買ってきた。インドメタシンという成分が入った、塗るとスースーして気持ちいい薬だった。この日から仕事を辞めるまでの間、私はこの薬を朝夕の2回塗ることが日課となった。
 仕事を辞めて大学も卒業した私は、地元の商社に就職した。普段はデスクワーク中心で、座った状態が続く環境、それが腰に文字通り響いてきた。痛みのせいで長く座っていられない。仕事に集中できない。さすがに、まだ若いながら危機感を覚えた。
 それからまた腰の薬を塗る一方で、腰痛を良くする方法を調べた。簡単にできそうな事として、腰を温めること、うつ伏せに寝ないことを始めてみる。普段はシャワーで済ませていた所を、浴槽にお湯を張りゆっくり浸かるようにした。横になる時もうつ伏せにならないように気をつけた。すぐに良くはならなかったものの、続ける事で痛みが緩和されて、何とか今に至っている。
 腰痛は放っておくと、地味に自分の身体を蝕み、様々な場面に影響を与える。やれる所からでいいから、腰のケアは確実にやるべきだ。それがいずれ、高齢者になった時の腰の状態を決める要因となるはずだ。

腰痛と仲良くしていく本当に体の中でも腰は大事です

腰痛は、とにかく痛いです。これに尽きます。要の文字が入っているので、わかるかと思いますが、本当に体の中でも腰は大事です。この腰痛にも色々と種類があります。1つめは、持続して、ずっと痛いバージョンです。もう一方は、日頃は痛くないですが、ちょっとした動きの時に、腰が急に痛くなる場合です。いわゆる、ギックリ腰ですね。
 痛みを緩和するには、一番簡単で、覚えておいた方がいいことがあります。ずっと持続して痛い場合は、とにかく温めることが重要です。(その他の箇所でも、持続して痛みがある場合は温めることが大事です。)ギックリ腰の場合は、冷やすこと(湿布などを貼る)が重要になってきます。このように、腰が痛くなってしまいますと、仕事に支障が出るのはもちろんですが、日常生活なんかにも支障が出ます。ましてや、じっとしているだけで痛い場合もありますからね。持続して腰痛という場合には、それ以上痛みが増悪しないように予防することも重要になってきます。また、ギックリ腰の場合もならないように予防することもある程度は可能です。
 そこで、非常に大事になってくるのが、「ボデイメカニックス」です。なんか難しい言葉で、聞いたことない方もいるかと思います。簡単に言いますと、腰に負担がかからないように身体を動かすことを言います。例を挙げるならば、床面などから、物を持ち上げるときに、腰を曲げて持ち上げるのではなく、膝を曲げて、体全体を下げて持ち上げるなどして、腰に負担をかけない動き方を実践することを言います。物を落として、拾う時なんかもこれを実践することで、ギックリ腰を多少は防ぐこともできます。とにかく、腰を動かさずに、大きな関節を動かして、代替えしていくことが重要です。
 そうして、もう一つの方法が、「コルセット」を巻くということです。腰痛の中でも、ヘルニアと診断されているような方は、医療保険により自分から型をとったコルセットを作成してもらうことも可能です。ですが、そこまでではという場合は、ドラッグストアなどで販売されています、腰ベルトなどを購入すると良いでしょう。これを巻いているだけで、痛みが緩和する場合もあります。また、腰が痛くない場合でも、ギックリ腰にならないように予防的に巻いていても効果的であると思います。このように、腰痛とはうまく付き合っていくしかありません。道具などを使って腰痛にならないように適宜予防したりすることが重要です。